還暦は十干十二支が60年でひと周りすることです。生まれた年と同じ十干十二支が再び現れるのは、60歳の年になります。
五行説では、万物はすべて木火土金水の5つの元素から成り立っているといわれ、それぞれの要素は互いに影響を与え合い、天地万物が変化し循環するといわれます。天の作用である天干でも、甲乙(木)、丙丁(火)、戊己(土)、庚辛(金)、壬癸(水)から成り立っています。
九星気学は、
一白水星、二黒土星、三碧木星、四禄木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の九つの星からなりますが、見ての通り木星、火星、土星、金星、水星の5つに分けられます。
これって実際、天のお星さまと関係があるのでしょうか。
これらの惑星は太陽の周りをまわっています。公転周期はそれぞれ、水星:約0.24年、金星:約0.62年、火星:約1.9年、木星:約12年、土星:約30年であり、これらの最小公倍数は約60年になります。これは、星の位置関係が60年経てば、ほぼ同じ位置に戻るということです。
還暦と同じ60年、ここで天文学とつながりました。
九星気学は、星の位置関係が変わっていくにつれて、それぞれの時期にどのようなことが起こるか(起こってきたか)を統計から導きます。暦を使って自分の星回りがどのような状態にいるのかを確認することで、開運につなげることが可能です。
自分の星回りを知り、開運につなげませんか。
天精